Webデザイナー初案件獲得!回り道したくないあなたへ

実務開始間もないヒヨッコWebデザイナーのゆ~じです。

会社員しながら副業でWebデザイナーをしています。

この記事を作成している時点で、ようやく2~3件の実務案件をいただき、納品させていただいたところです。そしてさらに1~2件の案件対応の真っ最中でもあります。

この記事はWebデザインを勉強、習得したけど実務案件の獲得方法がわからない、行動は起こしているけど獲得できない、といった方向けに初案件の獲得方法をご紹介する記事です。

また、初案件獲得までの経緯も紹介していきますので、これからWebデザインの学習をされる方、Webデザイナーを目指す方にもご参考になるかと思います。

とにかく結論を!と思われた方はまとめまで飛ばして下さい。そこで前の項目が気になったら戻って読んでいただければと思います。

目次

もくじ

初案件獲得の現実

GoogleやYouTube等で初案件の獲得方法を検索するとけっこう情報が出てきますが、見てみるとどれも“Webデザイナー歴3年”とか”今では講師やってます”とかスゴイ方ばかりでなんか現実味が感じられないというか「自分にもできそう。」というイメージが持ちづらいように感じる事もあるのではないかと思います。

そこであえてヒヨッコWebデザイナーのわたしがようやく実務案件を獲得し、お仕事を開始したところの今の現実、状況、心境で現実的にどう行動してきたか、どう行動するべきかを現実的に具体的にご紹介したいと思います。

「Webデザインの勉強して、ある程度デザインやコーディングの技能を身につけたけど、どうやって実務(お仕事)に繋げるの?」

間違いなく誰もが一度は感じる疑問です。

そしてなんとかWebデザインの学習を挫折することなく乗り越えてもまたここで挫折してしまいやすいポイントでもあります。

「数十万円かけてスクールで勉強した。」、「独学でものすごい時間と労力をかけてきた。」、「月数千円払ってAdobe Creative Cloud契約してるのに・・・。」、「なんとかWebデザイナーとして稼ぎたい。」、皆さんこのようにお考えだと思います。

次にWebデザイナーとして就職、転職したい場合や、Web制作会社等から業務委託等のお仕事を獲得したい場合、必ず必要になってくるのが【ポートフォリオ】です。

制作実績や保有スキル等を採用担当者にわかりやすく提示、アピールするためのモノです。Webで作成したり、紙で作成したり、記載する内容も状況によって様々かもしれませんが、とにかく必要なのが”実績”になります。

ポートフォリオが必要→実績が必要→実績がない→実務案件獲得できない→実績ができない→ポートフォリオも作れない

これもまた誰もが一度は陥る無限ループではないでしょうか。もちろんわたしも例にもれず悩んだ時期がありました。

その間も色々Web制作やWebマーケティングの本を読んで勉強し、スキルアップしたような気になる事で実務が獲得できないフラストレーションをごまかしていたように思います。

ですが、何事もそうですが、待っていても何も状況は良くなりません。むしろ時間だけが過ぎてどんどん状況は悪くなっていきます。

わたしの場合、初案件が獲得できずもやもやしたままの状態で約2ヵ月ほど過ごしてしまいました。

ここでもうひと踏ん張り実務初案件獲得の壁を乗り越え、その先の世界を見るためにも、今までスクールや教材等に自己投資してきたお金、時間を無駄にしないためにもこの先を読んでいただきたいと思います。1日でも早い初案件獲得の後押しができると信じています。

自分の力でお金を稼ぐ、人の役に立てる、学んできたこと得意なこと活かせる喜び、充実感を是非あなたにも感じてもらいたいと心から思います。

あなたも一緒にWebデザイナーとして輝ける未来、充実した生活を手に入れましょう。

それでは、初案件獲得へ向けてできるだけ回り道をせずに進んでいただくために、簡単にわたしがどのような経緯を辿り、どの辺が回り道だったかというところから述べさせていただきます。

Webデザイン学習の過程

2021年7月~9月テックアカデミーWEBデザインコース受講

TechAcademy [テックアカデミー]

オンラインスクールのテックアカデミーWEBデザインコースを受講しました。他のスクールを受講していないのでなんとも言えませんが、当時わたしが調べた中ではコスパは良い方ではないかと感じました。(受講料三十数万円)

そして何より、この記事の本筋ではないので深くは語りませんがスクールに入ってメンターについてもらって学習する事が挫折しないためにも非常に重要です。

2021年10月WinスクールWordPressテーマ&プラグイン実践講座

Winスクール

テックアカデミーWEBデザインコースの全カリキュラム終了したもののここで習得できたコーディング技術は基本的にHTMLとCSS(Sass)とJQueryがほんの少しだけでした。色々調べてみるとやはり実務に入るにはJavaScriptかPHP等プラス何かの能力が必要と感じ、WinスクールのWordPressをオリジナルテーマでゼロから立ち上げる講座をオンラインではなく実際に通って受講しました。(受講料十万円強)

なんとか一通り修了はしたものの、とてもじゃないですが胸って習得したと言える状態では無かったので、もう一度本を買って自宅で一から学習しなおしました。

後になってみるとこれは非常に需要のあるスキルなので基礎として学習しておいて良かったと思います。

2021年11月28日Webデザイナー検定受験

Webデザイナー検定公式サイト

資格より実績、資格をもってても意味はない、と一般的に言われるWebデザイナーの世界ですが、モチベーション維持のためにも受験してみました。年2回しか開催されてないのでたまたまこのタイミングになりました。そして合格しました。

著作権の問題とかも出るので試験勉強してわりと勉強になる事も多かったと思いますし、駆け出しの身としては合格すれば少し自信に繋がります。決して無駄ではなかったと感じてます。

Webデザイナー検定に関してはブログ記事書いてますので気になる方はチェックしてみて下さい。

2週間で合格!Webデザイナー検定ベーシック&エキスパート勉強方法

学習を終えて手探りで実務案件獲得活動へ

わたしの場合は副業として実務を開始したかったため、やはりクラウドソーシングを利用するのが最適かと思い

10月のWinスクールの受講が修了したあたりでクラウドソーシングサイトのココナラ、クラウドワークス、ランサーズに登録しました。

ココナラ クラウドワークス ランサーズ

ある程度プロフィール等整えてココナラでは”コーディングします”というサービスをとりあえず出品してみたりもしました。

お仕事を検索したりしてみても、もし採用されたら本当に自分にできるかな、とか実績も評価もないのに絶対選んでもらえないだろう、とか色々考えてるとなかなか提案すらできずにいました。

結局スクールでの学習を終えて11月12月の2ヵ月はどうすれば実務案件を獲得できるのかわからずもやもやしたまま過ぎ、2021年は終了していきました。本を読んだり、検定を受けたりは実務をこなしながらでもできるので、今思えば最初からこれからご紹介する方法で行動していれば2ヵ月早く実務をスタートして今頃は少し違う景色が見えていたのかなと思ったりします。

そんなわけで2022年は本気で実務を頑張ると決意。

そこで気持ちを切り替えてとった行動が・・・

とにかく応募しまくる

なんだそんな事か、と思われるかもしれませんがとにかく待っていても仕事はきませんので、それなら自分から動くしかない、と決意。

どのクラウドソーシングサイトにもお仕事依頼を検索する機能がありますので、”条件を絞り込み過ぎず”に検索してみました。

するとたくさんの仕事や求人が出てきますので、少し背伸びしてでも自分のスキルで対応できそうな案件にどんどん応募、提案していきました。ここで大事なのは”現状のスキルのレベルで十分にできる仕事”ではなく”調べながらでもやればなんとかできそうなレベル”の仕事にも応募、提案する事です。とにかく失敗を恐れず多く応募して数で勝負。心配しなくてもこの段階でいっきに大量に採用、依頼されることはまずありません。

とにかく時間があれば仕事を検索して応募、1日に数十件と応募した時もありました。

そうして数多く応募していると中には発注者としてもそこまで目の肥えていない、不慣れな方もおられます。何十件と応募した中から、実績や評価よりも提案の内容や価格で判断して採用していただける事があります。

あとは設定する価格。最初は工数を時給に換算したり、わりに合うか合わないかなどという事は考えず、”このまま挫折してここまでやった事が無駄になるよりはまし”というくらいの感覚でできるだけ安い価格設定をしました。やっぱり金額は単純に重要です。皆さん安ければ良い、とまでは言わないにしても極力なら安い方が良いですし、実績や評価の無い立場からすればそこでしか差をつける事はできません。

ここで少し手順としては前後しますが仕事に応募する前に大事な事を紹介します。

名前とアイコンは重要

発注者側としてはたくさん提案がくる中でひとりひとりの詳細な情報を確認するのはなかなか手間のかかる作業になりますし、人間ですのでやはり面倒です。

そこでまず一番に目に入る名前とアイコンは最低限整えておかないと気にすら留めてもらえず、門前払い状態となります。どんな良い提案文を書いていても読んでもらえなくてはどうにもなりません。

名前に関しては意味の無いアルファベットの羅列等は避け、できればひらがなかカタカナか読みやすい漢字等が望ましいです。取引の際にメッセージ(チャット)等で相手が入力する時に面倒くさくない名前がベストです。

そして名前の後に”@即レス”とかつけている方もけっこういますが即レスの定義も人よって違いますし、可能な限り早く返信するのは当たり前の事なのであえてこういう事を名前に書くとあまり印象は良くないと思います。あくまで感覚はひとそれぞれなので絶対とは言えませんが。

アイコンに関しては設定していないと基本的なところの設定すらできてない人に依頼をされるはずもないので論外ですし、よくあるのがペットの写真とか意味の無い画像。のんびりやってるSNSならこれでも良いのかもしれませんが、仕事をもらいに行く立場としては最低限人のイラストか自身の写真、デザイナー系なら自分でデザインしたロゴとかが良いのではないかと思います。

プロフィールの自己紹介も自分の持てるスキルを全てしっかりアピールできるように充実させましょう。過大に表現してはいけませんが、曖昧な表現は避け、はっきりとできるだけ具体的にアピールする事が重要です。

提案文は最初の数行が肝心

お仕事に応募する際の提案文については、基本的に最後までしっかりとは読まれていないと思って記入する事が重要です。先ほども述べた通り発注者はたくさんの提案者の情報を見ることになります。ひとりひとりの情報をじっくり丁寧に見てくれる可能性はかなり低いです。

ではどうすれば良いかというと、最初の数行で注目させる、この人はやってくれそう、と思われるような提案文にする必要があります。せっかく提案文の画面を開いてもらえたのに興味のない自己紹介や細々した話を長々と書いてしまってはろくに読まれないまま画面を閉じられてしまいます。

最初に「はじめまして。」くらいの挨拶は必要でしょうがその次は発注者が何を求めているか、何を達成したいかをお仕事情報のページからしっかり読み取り、ダイレクトにそれに応えるような提案文を書いていきます。補足的な事はもし書くのであればそのあとに書くと良いかと思います。最初の数行で心を掴むことができればその後もしっかり読んでもらえる可能性はあるので、実際にそのお仕事を進める事をイメージして具体的にどのような取り組み方をするか等しっかりアピールしておくと選んでもらえる可能性も高まります。

Webデザイナー初案件獲得方法まとめ

・クラウドソーシングサイトに登録し、名前・アイコン・プロフィールをしっかり整える。

・時間があればとにかくお仕事に応募しまくる。調べながらでもなんとかできそうなら応募する。

シンプルにこれだけです。

ちなみに今のところわたしはここから採用とかはいただいてませんがインディードでもけっこう副業向けの求人が出されてます。一度検索してみてはいかがでしょうか。

後は運よく採用いただいたお仕事を誠心誠意発注者の目的達成のために遂行し、納品していけば実績と評価が付いてきます。

最後にこれも非常に重要です。

・必ず初案件を獲得できると信じ、イメージしてひさすら行動する。

実績ができればポートフォリオも充実させられ、応募できるお仕事も幅が広がり、採用していただける可能性も高くなっていきます。

わたしもまだまだこれからです。明るい未来を信じて一緒に頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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